齋藤です。
最近、寒くなり、さらに小雨とのことで
朝食会にこられた方は大変少なく、
こじんまりとした日となりました。
今日の話題はある営業の方の話にです。
大手企業の営業として働いているその人は、
大学の研究室を回っているらしいのですが、
普段は営業先の方との話のために
新聞の切抜きや占いなどの話題を持ち歩いていたそうですが、
KBC参加者の宮野さんがこのような案をその人に提案したそうです。
「いきいき研のコラムやセミナー情報があるから、それを持ち歩いて、他の研究室に配ってくれないか」
いきいき研のコラムは他の研究室では好評らしく、
その営業の方が持ってくるコラムを心待ちにする研究室も現れたそうです。
人に期待される話題を得たうえに、
情報も効率的且つ的確に伝達される。
この話で得をするのは、
・話題を得た営業
・話題を心待ちにする方
・情報を的確に伝えてもらえるようになった人
営業で回る人は、営業先の人の時間を割いているわけだから、
お互いの人件費が発生しているわけで、
つまらない(無益な)時間となったら相手にとって損害以外の何物でもない。
損害となりうる人が訪れたら、
追い出したくなったり、適当な対応になったりして、
営業そのものの意味がなくなるわけで、
自分と相手という関係がある以上、
相手にメリットのあるようにしていかなければな。
と仕事をする上での当たり前なことですが、
今回の話は見事なつながりだったので、
改めて、相手にメリットのあるようにの重要さを意識するきっかけとなりました。